フクナガエンジニアリングでは、有給休暇取得を促進する取り組みとして、「リフレッシュ休暇」制度を設けています。この制度は2011年度の下半期からスタートし、当初は半期に1日取得するという制度でしたが、2016年度にリニューアルし、年間5日取得するという制度に変わりました。世界各国と比べると、日本の有給取得率は残念ながら最も低く、数値にも表れているように、有給休暇はなかなか取りづらいイメージがあります。しかしフクナガエンジニアリングではこの制度を活用していますので、取得しづらいというイメージは恐らくフクナガの社員にはないかもしれません。もちろん休暇前には業務や引継ぎをきちんと終わらせていますよ。
フクナガエンジニアリングの規定にももちろん「育児介護休暇制度」があります。でも、休暇後の職場復帰が不安・・・という声もありますが、心配はありません。これまでに3名の社員がこの制度を使って休暇を取り、その後3名とも復帰をしています。職場復帰して、活躍している社員が社内にいるのは、心強い味方になるのは間違いないですね。
ノー残業デーは2016年度よりスタートした、毎週水曜日は定時退社をするという制度です。しかし、単に定時になったからといって仕事を放り出して退社するのはNGです。1日の時間の使い方を考えて、計画を立てることが大事となります。その訓練も兼ねて実施しているノー残業デー。今は水曜日だけですが、曜日を増やしていきたいですね。
これは1時間単位で有給休暇を取得できるという珍しい制度です。付与された有給休暇日のうち5日以内を時間有給として使用できます。例えば、17時に保育園に子供を迎えに行かないといけない!時などに、夕方の1時間だけ有給休暇を取得することも可能なので、特に女性社員に人気のある制度です。
毎年10月に「安全大会」を実施しています。今は物流倉庫として、フレコンバッグやタイヤを保管していますが、4年ほど前までは、金属スクラップが山積みで、とても大きな重機(ユンボ、ショベル)が3台とフォークリフト2台が常に動いている「現場」でした。
その頃から社員全員が「安全」に対する意識を強めていこうという事で始めたのが「安全大会」です。 今はフォークリフトだけが動いている物流倉庫となりましたが、内容や形を少し変えながら、この取り組みは継続しています。
フクナガエンジニアリングでは「FECOO!知恵袋」という改善提案制度があり、社員からの知恵や改善アイデアを具体化し、仕事がしやすい環境を自分たちで作る取り組みをしています。日々働く中で感じている小さな困りごとや、こう改善したら便利になるのに!という知恵や工夫をどんどん出してもらい、改善実行していきます。
改善前)フレコンバッグとタイヤは、コンテナに積まれて海を渡ってフクナガにやってきます。港からはトラックで運ばれてきますが、ドライバーさんはいつも一緒という訳ではないので、倉庫内の停車位置を毎回説明する必要がありました。
改善後)倉庫内に停車位置を目立つ色でペイントをしました。毎回説明する必要もなくなり、短い時間で停めて頂けるようになりました。小さいことですが、ドライバーさんにも好評です。
改善前)フクナガの商品の物流に必要不可欠な梱包フィルム。置いている場所は決まっていますが、色んな場所に何本も置いているものでもないので、保管場所に取りにいくのが面倒だったりもします。
改善後)そんな声を形に変えたのが、フォークリフトに梱包フィルムをセット出来るフォルダー。フォークリフトで商品を移動した後も素早くフィルムが使えるようになりました。
改善前)毎日夕方になると郵便局の方が集荷に来るが、部署ごとに郵便物があるかないを確認するために聞いて回らないといけない為、確認する時間がもったいない!!
改善後)郵便物用看板を設置。当日の17時までに、部署ごとに「有」か「無」かの表示をしてもらうようにしました。これにより、聞く手間も省けて、一目で郵便物の有無がわかるようになりました。
世の中の変化のスピードはどんどん早くなってきています。弊社の置かれている経営環境もここ数年で大きく変わってきました。これから先もどんどん環境は変化していくでしょうし、弊社もその環境の変化を察知しながら、自分たち自身が変化していくことが大事だと実感しています。
うまくこの環境変化に対応していくには、ただただ日々の仕事だけをこなすだけではいけません。仕事を行う中でも“考える”ということが大事です。“一人一人が考えて、考えて、考える組織作りをする”ということを目的に、この実践塾は2016年4月より立ち上げられました。
“考える”ためには、経営全般について基礎的な理論(経営戦略、マーケティング、組織作り、運営管理、財務など)を得ることは重要です。理論に対する知識を得ることによって、物事の見方、とらえ方が変化し、論理的に考えていくことができます。
このフクナガ実践塾では、経営幹部だけではなく、次世代のリーダー候補の若手社員も含めて理論に対する基礎的な教育、および実践への落とし込みをテーマに、外部講師の方を招き、教育、育成の機会として取り組んでおります。
【概要】
【概要】
【概要】
「顧客に商品を販売する場合にベーシックとされる自社・競合・外部環境など、分析が必要な項目とそのうえで自社が他との違いを何をどうやって伝えるかを学んでいます。学生時代は入ってくる情報をただ吸収するだけだったので、なかなか自分の中に残りにくいですが、現在は自社での活動内容にならどう落とし込むか、を考えながら参加しています。入ってきた情報を整理して、自社に合う形にどう加工するか、情報と自社との間に大きく差があるならば、どうやってそれを実現するか、を意識して講義を受けています。」 (マーケティング戦略室)
「フクナガ実践塾ではマーケティングの基礎知識を身に付けることと共に、自分が悩んでいる営業ケースに基づいて充実した指導を受けられました。大学時代、文系で学んだ私は、入社してから営業の道に入りました。優秀なビジネスウーマンになりたいのでこの道を選びましたが、マーケティングについてちゃんと勉強した事がなく、会社の定例会や経営会議でも正直理解し切れないことがあり、不安でいっぱいでした。今回の実践塾で様々なマーケティングの基礎知識を簡潔に学べて、とても良かったです。経営資料の理解や営業の計画作成などにもとても役に立ちましたし、自信も付きました。」 (ベトナムフクナガ 営業)
「強く印象に残っているのは、価格戦略について。y やx 等の計算が出てきて焦りました。社会人になるとなかなか使う機会が無いので、計算方法を忘れてしまいます。学生時代は居眠りをしてしまうこともありましたが、この実践塾ではそんな暇はありません。そもそも少人数制なので、寝たらすぐにバレます。真剣にこの講義に向き合わないと、すぐに置いて行かれます。聞いているうちに『なるほど』ということや、『そーやったんか』という新たな発見があります。他社の事例を交えて話をしてくれるので、興味を持って聞くことができました。」 (管理部)
S&Gビジネスディレクション株式会社
吉田 史朗様
経営学修士(MBA)、中小企業診断士、りそな総研客員講師、関西大学会計専門職大学院 非常勤講師
今まで数百社以上もの企業をコンサルティングされてきた経験と理論をもとに、我々が気づいていないような観点、問題点をズバリと指摘、導いていただける素晴らしい先生です。吉田先生が講師されている勉強会に弊社社長が参加したことがきっかけで、弊社の事業戦略、ビジネスモデルはどうあるべきか、ということについてご指導いただいています。
社内で自衛消防隊を編成し、万が一火災が発生しても慌てずに行動が出来るように、年一回防災訓練を実施しています。その際は、城東消防署の方に来ていただき、訓練の評価をして頂いております。また、訓練用の消火器を使った消火訓練を実施しており、消火器の正しい使い方を再度確認する機会でもあります。
フクナガの物流を支えるロジスティクス部の業務には、危険な一面も。安全第一で作業するために毎朝、今日の作業に潜む危険とその対策を全員で考えて共有しています。また、お客様に「早く」「良い品質」で商品をお届けするために「誰が」「いつまでに」「何を」「どのように」作業するかを、マネージングボード(目的や期日、進捗状況を管理するボード)を使って、綿密に共有してから一日がスタートします。「今日も一日ご安全に!」
月曜から木曜の朝は、全社員が物流倉庫に集まってラジオ体操を実施しています。実はラジオ体操は、有酸素運動として大変優れた効果をもたらしてくれます。意外な事に消費カロリーは速いペースのウォーキングとほぼ同じなので、毎日真剣にやるとすごく良いのです!朝から体を動かすと、とても気持ちが良いですよ。
車の運転において社員へ安全運転の徹底を呼びかけ、意識の向上を図る為に年一回、安全運転講習会を実施しています。また、昨今自転車の事故も急増していることから、自転車の安全運転にテーマを絞った講習会も実施いております。
フクナガとお客様を繋ぐコミュニケーション誌として発行しているFECOニュース。2002年に前身の「エコソフトNEWS」が創刊されて以来、16年間発行しています。見返してみると、リニューアルを重ねているので、新聞みたいなものや、冊子になっているもの、様々な大きさのFECOニュースがありました。毎号、様々なテーマを元に作られており、その時代に会社が行っていた活動が載っているので、FECOニュースには、フクナガの歴史が詰まっています。電子版のフェコニュースはこちらで見られます。